背中や腰の痛みは内臓疾患の可能性があります
内臓疾患から痛みがきている方に カイロプラクティックを施すと?
一時的に楽になったとしても、内臓疾患が進行する恐れがあります。また施術することにより更なる悪化をまねく恐れもあります。代替医療・民間療法を行う前に設備が整った病院で検査を受けることをお勧めします。
臓器で起こった病気の痛みは脊髄を介して脳に伝わります。
脊髄は脳から連続する中枢神経であり、人体の中心部では背骨の中の空間(脊柱管とよばれます)に保護されるような形で存在しています。臓器に異変が生じると体の表面の特定部位に痛みや圧痛が出ます。ただ脊髄は皮膚や筋肉などの神経も支配しているため背中や腰に痛みが出てもどこからきているものか自身では分かりません。胃や心臓、胆のう、腎臓などの神経と腰や背中の神経は脳へ行く途中の脊髄で情報をやりとりしています。そのため脳が内臓の痛みを腰背で起きたと受け取ってしまうのです。背中や腰に痛みがあるとき「筋肉からきている、骨からきている」などと安易に考えないようにしましょう。
【背中右上部に出る痛み】肺炎、肺結核、気管支炎など
【背中右下部に出る痛み】 十二指腸潰瘍、肝炎、腎盂腎炎、腎結石など
【背中左上部に出る痛み】 狭心症、心筋梗塞、解離性大動脈瘤、大動脈瘤など
【背中左下部に出る痛み】 膵炎、膵臓がん、腎盂腎炎、腎結石など
【腰まわりに出る痛み】 尿路結石、卵管炎、子宮外妊娠、子宮内膜症など
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